細田進のほぼ週間新聞 Vol.480 ~高くても売れる合理性~
2017.8.7 (月)
~高くても売れる合理性~
最近スポーツブランドの安全スニーカーや空調服など、高額な商品が売れている。安くなくては売れないという思い込みを覆したとても良い傾向だと思う。
購入に至る判断基準は、安全スニーカーの場合、高くてもその分長く使えるとか、冷房効率の悪いクーラーよりも空調服の方がコスト的に安いなど、買う気になるそれなりの合理的理由があれば、購入決断の大きな要因となる。
金額ではなく価値で判断するこのような合理性は、働く人の世代交代が原因と考えるが、そこに至るまでのメーカーの根気には頭が下がる。