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細田進の週間新聞

細田進のほぼ週間新聞 Vol.483 ~ワークショップの将来について(3)~

2017.8.28 (月)

~ワークショップの将来について(3)~

 

ba9b8b25fd55311a177ea340f8ccb562同じ首題で3週目だが、ワークショップで扱っている数少ない女性用商品の中には、男性用のSサイズを代用していることがある。しかし、そもそも男性と女性では体型が根本的に異なる。

 

商品に対して男性よりはるかに厳しい目を持ち、買い物慣れした女性が要求する品質に応えるためには、女性専用として開発されたものでなくてはならない。

 

最近、客数減少の話をよく聞くが、女性が顧客になれば、それは一気に解消する。簡単ではないが、何もしなければ状況は悪化するばかりである。

細田進のほぼ週間新聞 Vol.482 ~ワークショップの将来について(2)~

2017.8.21 (月)

~ワークショップの将来について(2)~

 

senken先週の記事で、ワークショップの品揃えが男性向けに偏っていることを書いたが、女性用を扱うことの難しさは私も少なからず知っている。しかし、10年前に高額の安全スニーカーや空調服がここまで売れるとは、ほとんどの人が思っていなかった。それぞれのメーカーや取扱店による根気が実を結んだのである。

 

ターゲット層を広げるには、商品や売り場面積、そして店名など超えなくてはならないハードルがいくつもあるが、これはワークショップの将来のために業界全体で取り組まなくてはならない。

細田進のほぼ週間新聞 Vol.481 ~ワークショップの将来について(1)~

2017.8.17 (木)

~ワークショップの将来について(1)~

 

target公共工事が減少し労働者が少なくなったことで、最近ワークショップの将来性を悲観的に考える人の声を聞くことが多い。しかし、私は必ずしもそうは思わない。

 

随分前のことになるが、ユニクロが若い男性を対象にしていた品揃えを「ユニセックス・ノンエイジ」つまり男性も女性も子供から大人まで対象を広げ、一気に業績を上げた。

 

一般的なワークショップの品揃えは男性中心で、女性向けの商品が極端に少ない。また、対象にしている業種は建築土木が主体で、かなり偏った品揃えといえる。つまり、対象となる顧客層を広げる余地はまだまだ山のようにあると考える。

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