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細田進の週間新聞

細田進のほぼ週間新聞 Vol.355 ~働きアリの法則~

2015.2.16 (月)

~働きアリの法則~

 

ant-690109_640働きアリを観察すると2:6:2の割合で、よく働くアリ・普通のアリ・働かないアリがいるという。そこで、よく働くアリだけを一カ所に集めて新たなアリの組織を作ってみると、なぜかまた働かないアリが出てくる。

 

人間社会でも、キャンプをすると2割の人が率先してリーダーシップを発揮し、6割の人がそのリーダーシップに引っぱられて働き、2割の人がサボるという傾向がある。

 

プロ野球でスタープレイヤーを集めても優勝できないのはこのためか?

反対に、会議で発言しない人ばかり集めれば、その中からリーダーが育ち、会議が活性化する事になる? 

そういえば、私が働きすぎる事が、働かない人をつくっているのかもしれない。()

 

 

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.353 ~ザイアンスの法則~

2015.2.9 (月)

~ザイアンスの法則~

 

ユニクロのチラシは、我が家にも毎週欠かさず新聞折り込みで入っているが、通常はあまり熱心に見ることはない。

 

しかし、ユニクロはチラシの内容を細かく見てもらうのが目的ではなく、チラシが自宅に届いたという事実を認識してもらうだけでいいらしい。

 

これは、単純接触効果(ザイアンスの法則)という考え方で「何かに繰り返し接することで、警戒心が薄れ、好感度が増していく」という法則である。

 

私に限らず多くの人が、ユニクロの入店にあまり抵抗がないのはそのせいかもしれない。昨日も近所のユニクロの駐車場は満杯だった。

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.352 ~メラビアンの法則~

2015.2.2 (月)

~メラビアンの法則~

 

人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを判断するアルバート・メラビアンが行った実験では、言語情報が7%、聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合という。

 

少し前に「人は見た目が9割」という本もよく売れていたが、人だけではなく、あらゆるものが見た目で判断されている。素晴らしい手袋も購入時の外観、つまりパッケージの見栄えが悪いと、決して売れる事は無い。

 

もちろん、見かけだおしではダメだが、商品だけではなく店舗の外観も展示もポップも制服も、見かけで損をしていないだろうか。

 

また、聴覚情報の38%も無視する事はできない。感じのいいトーンの会話は人に安心感を与える。

 

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