細田進のほぼ週間新聞 Vol.465 ~フェアプライス~
2017.4.24 (月)
~フェアプライス~
週末の新聞にはたくさんのチラシ(広告)が入っているが、どれもこれも自店がいかに安いかを訴求している。これだけ多くの店で値引きが行われていると、安売りに対する感覚が麻痺してくる。
そんな中でけっして安くもないコンビニで買い物をするのは、利便性もあるだろうが、基本的にはその価格に納得し、フェアなプライスと感じているのだろう。
買い物慣れした現代の賢い消費者は、多くの選択肢の中から価格と価値で納得できるフェアプライスの店を見極め、リピーターになっている。


3月中旬に新宿のある大手デパートを見てきた。平日の午後ということもあるが、食品と化粧品のフロアー以外は閑散としていた。ブランドショップのフロアーにいたっては、いったい誰が買うのだろうと疑問符がつくほどの高額の商品 が並んでいた。
FMラジオに「ジェットストリーム」という音楽番組がある。ジェット機の音とともに「ミスターロンリー」の曲が流れ、城達也のナレーションで始まる深夜の番組だが、1967年から50年も続いている。(城達也氏は他界し、現在のパーソナリティは大沢たかお氏)

