細田進のほぼ週間新聞 Vol.417 ~部下に手柄をたてさせる~
2016.5.9 (月)
~部下に手柄をたてさせる~
私は「上司」という立場を随分経験したが、若い頃は自分自身で手柄をたて、まわりの人に認めてもらいたいと思っていた。しかし、自分がトップに近い立場に立ってみて、部下に手柄をたてさせる事こそ、上司の役割と考えるようになった。
人気ドラマ「半沢直樹」では「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」というくだりがあったが、まさにその反対が正解である。
会社人生が残り少なくなった私には、自分自身のために「手柄」をたてる必要はなくなった。これからは、ますます部下の手柄をしかけていきたい。