細田進のほぼ週間新聞 Vol.399 ~モノが売れにくくなっている?~
2016.1.4 (月)
~モノが売れにくくなっている?~
2週にわたってモノが売れない原因を考えてみたが、今週は「断捨離」の考え方と「モノから事へ」が広まった事が、売れない原因となっていると考えた。
本来の「断捨離」の意味とは少しずれるが、この断捨離が広く認知されたことによって「いらないモノは捨てる」そして「むやみにモノを買わない」人が私を含め私のまわりにもいる。
街中で人が並ぶ店はスイーツやラーメンといった食の店であり、テレビでもタレントが何かを食べている映像が頻繁に放映されている。庶民の関心が「ファッション」から「食」に移行しているのだろう。つまり「モノから事」である。
我が家では現在、年末の大掃除を行っているが、今年は思いきった「断捨離」を断行している。不要なモノがなくなり、すっきりと調和した部屋で新年を迎えたいと思う。また、夫婦で交わす会話は孫の話と旅行が中心となっていて、気がつけば私自身が最近の風潮に迎合している。
今年一年「細田進のほぼ週間新聞」におつきあいいただきありがとうございまし た。皆様にとって2016年がいい年でありますよう心から願っております。