細田進のほぼ週間新聞 Vol.398 ~モノ余りの時代~
2015.12.28 (月)
~モノ余りの時代~
私は決して衣装持ちではないが、体型さえ変わらなければ、一生買わなくてもいいくらいの洋服がタンスに眠っている。そして同世代の多くの人からも同様の話 を聞く。
10年前の洋服でも流行遅れとは感じないし、「節約」や「もったいない」を美徳 としてきた我々世代は、破れてもいない洋服を処分する事ができない。こんな感 覚が新規購入をためらわせているのだろう。
衣料品に限らず、モノを販売することがますます難しくなっているが、なんとか 購買意欲を誘う画期的な商品を開発したいものである。