細田進のほぼ週間新聞 Vol.365 ~絵文字(^_^)について考えた~
2015.5.7 (木)
~絵文字(^_^)について考えた~
若い人がなぜ絵文字を使うのかを理解するために、この週刊新聞で2週にわたって絵文字を使ってみた。
それで少しわかったことは
①微妙なニュアンスを表現できる
②文字よりもソフトに表現できる などである。
日本語は漢字とひらかな、そしてカタカナの3種類を付けい分け、英語などよりも微妙なニュアンスを表現できる。
たとえば、かの有名な松尾芭蕉の俳句
「古池や蛙飛び込む水の音」を英語で表現すると
「Old pond/Frogs jumped in/Sound of water」となり、何とも味気ない。
(英訳は他にも多数ある)
ある調査によると、メールなどで絵文字やデコメなどを使っている人の割合は65%もいるそうだ。
通信手段が多様化している中で生まれた文化であろう。
ごく親しい人に効果的に使うのは否定するものではない。