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細田進の週間新聞

細田進のほぼ週間新聞 Vol.364 ~男性シニアの衝動買い~

2015.4.27 (月)

~男性シニアの衝動買い~

 

最近私は衝動買いをほとんどしなくなった。一般的にシニアの衝動買い比率は低く、男女比較でも男性の方が低いとされている。つまり、男性シニアはあまり衝動買いをしないのである。

 

先週、東京駅の大丸デパートを歩いたが、2階の化粧品売場から6階までは全て女性向けのフロアーであり、かろうじて7階だけが紳士服売場だった。シニア向けどころか、そもそも男性向けの売場自体が少ない。

 

もっと男性シニア向けの売場があってもいいと思うのだが、定年後の男性における可処分所得が少ないのが原因であり、それが男性シニアの現実(´・ω・`)かもしれない。

 

 

 

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.363 ~尾道ラーメンの行列~

2015.4.20 (月)

1243230593l~尾道ラーメンの行列~

半月ほど前、家内と隣町の尾道へ桜見物に行った。

観光地だけに多くの人で賑わっていたが、有名ラーメン店にはガイドブックを持った観光客が20人もの行列をつくっていた。

 

有名になったのは、観光ガイドに掲載されたからと地元の人は言う。

つまり、メディアに仕立て上げられたプロモーション効果なのだが、その影響力の凄さにはいつも感心する。

 

小売業にとって有名になることは繁盛店になるための大きな要因ではあるが、来店してガッカリ(0)されては元も子もない。

実際、観光客だけに支持され、地元の人がまったく行かない尾道ラーメンの店もある。

 

 

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.362 ~ナレッジワーカー~

2015.4.13 (月)

~ナレッジワーカー~

 

ナレッジワーカーとは、オーストリアの経営学者ピータードラッカーによって用いられたことばで、知識により付加価値を生み出す労働者の事を表し、これに対してマニュアルワーカーという言葉がある。

 

マニュアルワーカーとは、決められた作業手順に従って働く単純労働者を指す言葉だが、小売業のスタッフはこれら両方の役目を担っている。

 

与えられた作業を効率よくこなすだけでは、環境の変化に対応できないばかりか、競合店とも戦えない。

世はすでに「コストの競争」から「価値の競争」に入り、ナレッジワーカー的な人材が求められている。

 

 

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