メニュー

細田進の週間新聞

細田進のほぼ週間新聞 Vol.347 ~イオンモール岡山を見学~

2014.12.22 (月)

~イオンモール岡山を見学~

 

先週の土曜日に最近オープンしたばかりのイオンモール岡山を歩いてみた。

オープン効果と年末の買い物客でごった返しており、人気の飲食店には長い行列ができていた。

 

商業施設部分の面積は92000平米で、356店舗の専門店が入っており、ショッピングモールとしては西日本一の規模である。イオンモールの「西日本における旗艦店」と位置づけられ、年間2000万人もの集客を見込んでいるとのこと。

 

特に目を引いたのは専門店における商品展示レベルの高さである。

商品の良さを引き立たせ、見るだけでもワクワクする演出は購買意欲をそそる。

 

30年も前にアメリカのショッピングモールを見て感動したのを思い出したが、イオンモール岡山はそのレベルをはるかに超えている。

 

それにしても、この巨大なショッピングモールの出現によって、大きく売上を落とす店も多数あるのではないかと思う。

小売業も弱肉強食の時代である。

 

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.346 ~先進店舗の定点観測~

2014.12.15 (月)

~先進店舗の定点観測~

 

photo0000-2836勝ち組といわれているあのセブンイレブンも減益に陥った事がある。

2006年の頃である。当時、ファミレス・ドラッグストアー・ホームセンター・GMSなど多くの小売業が客数の減少に悩んでいた。

 

小売業の課題は「客数」を増やすことにある。つまり、新規顧客の獲得と、常連客の来店頻度をいかに高めるかである。

 

一般的に常連客売上が60%以上になっている店舗は、客数が安定しており業績もいいと言われる。そのために、ポイントカードなどによって会員の囲い込みをするという手法がよく使われる。

 

そして、新規顧客の獲得であるが、コンビニの場合「新立地・新顧客」の戦略があったと思われる。新立地とはロードサイドなどが中心だった出店場所を、学校、駅中、空港、病院などに広げ、新顧客は女性の来客数を増やす店づくりである。

 

先を行く先進店舗の継続的な定点観測は、いろいろな事を教えてくれる。

目の前にある現象に「なぜか」という疑問を持つことが、自店における新たな挑戦のヒントになる。

 

細田進のほぼ週間新聞 Vol.345 ~アズイフの法則~

2014.12.8 (月)

~アズイフの法則~ 

一般的には「楽しいから笑う」つまり感情があって行動があると考えられている。

しかし、これは逆で、「笑うから楽しくなる」と感じる。つまり「行動が先にあって感情が生まれる」というのがアズイフの法則である。

 

楽しくもないのに笑顔なんてできないという人もいるが、毎日鏡を見ながら「笑顔の訓練」をしていると、いつでも自分の意思で笑顔がつくれるようになる。

 

店舗スタッフが暗い顔ばかりしていると、その店で買う気にはなれない。

「幸せのふりをしていると幸せになる」「高齢であっても若々しく行動すれば若返る」は、私自身が実行していることである。

 

古いことわざに「笑う門には福来たる」というのがあるが、日本人は昔から「アズイフの法則」を理解していたのかもしれない。

 

 

ページトップへ戻る