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細田進のほぼ週間新聞 Vol.338 ~望まれる次世代型ワークショップ~

~望まれる次世代型ワークショップ~

s000_573先日、久し振りに隣町の尾道商店街を歩いた。そこには最近とんと他では見かけなくなった、町のオモチャ屋、せともの屋、お茶屋、雑貨屋、本屋、純喫茶などが現在も軒を連ねており、懐かしくウインドウ・ショッピングを楽しんだ。

 

観光地という特殊事情もあり、ノズタルジックな昭和の雰囲気を求めて観光客も多く訪れているのだが、私が住んでいる三原市の商店街はすっかりさびれてしまい、全くのシャッター通りとなっている。

 

一般的には量販店の進出により、多くの商店街が淘汰されたと言われているが、その大手量販店も今では決して順調とは言えない。

 

スーパーマーケットの草分け的な存在であったダイエーが上場したのが1972年。

一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、1998年の赤字転落後は右肩下がりの業績となった。まさに、企業30年説があてはまる事例といえる。

 

あらゆり小売業は「今のままでいい」と思った瞬間から先を行く次世代業態の驚異にさらされることになる。ワークショップが全国に数を増やし始めてから既に30年以上になるが、残念ながらこのままでは決して明るい未来があるとは言いがたいのが現状であろう。

 

 

 

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