細田進のほぼ週間新聞 Vol.476 ～小売が苦戦している～
2017.7.10 (月)
モノが売れにくい時代に入ったのか、最近小売業の苦戦をよく耳にする。多くは売れない原因をネットや通販・景気の影響と考えているようだが、今までのやり 方を変えている訳ではない。
私は売れないのは、もっと根本的な要因があるのではないかと考える。しかし原因不明では対策も立てにくい。とにかくこれと思う対策をやってみるしかない が、これには大きなリスクもともなう。
先週号で蔦屋の挑戦を書いたが、他にも新しい発想の店舗に挑戦している店もある。今後そんな挑戦する小売業を出来るだけレポートしていきたい。
細田進のほぼ週間新聞 Vol.475 ～蔦屋家電を見学～
2017.7.3 (月)
広島駅前に本やレンタルビデオの蔦屋と家電量販店のエディオンがコラボした「エディオン蔦屋家電」がオープンした。「暮らしを遊ぼう」をテーマに家電と本だけでなく雑貨・食品なども加えた品揃えで、「モノからコトへ」に挑戦している。
店内は至る所に椅子が置かれ、スタバの珈琲をいただきながら、展示してある本を読むことが出来る。これで採算がとれるのかと心配になるが、私にとっては楽しいスペースだった。
感じたコトを私なりのキャッチコピーにしてみた。「少し上の豊かなライフスタイルを提案」と、そんな感じである。今後、このような全く新しいコンセプトを掲げた店舗が次々に出現するだろう。楽しみである。
